Shall We Study11『冷えと健康被害』

高い買物である住宅を建てるんだったら、勉強しないなんてもったいない!

ということで始まったShall We Studyシリーズ!

今回は、『冷えと健康被害』について、一緒に勉強していきましょう!

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冷えのさまざまなトラブル

●冷え性の症状

冷え性になると、いろいろな面でデメリットが出てきます。

年を重ねてから冷え性になった私は、夏場のエアコンにより冷えや、冬場の足元の冷えに毎年悩まされます。

冷えは、血液やリンパの巡りが悪くなるため、必要な栄養や酸素が全身にいきわたりません。疲れやすさにもつながります。 また、老廃物がたまりやすくなる(特に足)ことで、肩こりや肩こりからくる頭痛などの症状も起こります。ほぼ、足の冷えが原因で私の場合は全身の不調を招いています。

不調の一例として

・髪のトラブル(抜け毛・白髪・薄毛など)

・目のトラブル(ドライアイ・目が見えにくくなる・疲れ目などの)

・肌のトラブル(乾燥・かゆみなど)

・痛みのトラブル(体の一部のこり・腰痛や頭痛・神経痛や月経痛など)

●交通事故より多いヒートショック被害

ヒートショックとは、急激な温度変化で体が打撃を受けることです。暖かいリビングから寒いトイレやお風呂へ移動するとき、熱を奪われないよう血管がキュッと縮み、血圧が上がります。

ヒートショックがよく起こるお風呂の場合はこうです。お湯につかると血管が広がって急に血圧が下がる、お風呂から上がるとまたその逆が起きる。血圧が何度も変動することで心臓に負担がかかってしまい、心筋梗塞や脳卒中につながります。

日本では入浴時の事故で亡くなる人は年間19,000人※1。令和3年中の交通事故による死者数※2は、2,636人なので、約5倍ですね。

※1「厚生労働科学研究費補助金循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業 入浴関連事故の実態把握及び予防対 策に関する研究 平成 24~25 年度総括研究報告書(研究代表者:堀進悟)」において、入浴中急死の実数は死因が「溺死」 と記載された例の数倍に上ると推測されている。平成 24 年 10 月から平成 25 年3月までに3都県(東京都、山形県、佐 賀県)において調査した、救急隊が入浴に関連した傷病と判断した患者で心肺停止に至った件数等を基に、人口比を用い て全国で起こった件数を推計した結果、病死等も含めた全国の入浴中の急死者数を年間約 19,000 人としている。 (消費者庁HPより)

※2「警察庁 令和3年中の交通事故死者数について」報道発表資料の概要より。

暖かい家とメリット

●室内は18℃以上で

世界保健機関・WHOでは、2018年に『住まいと健康に関するガイドライン』を出しています。その中で、寒い季節に安全な温度として18℃以上を提案しています。
18℃未満では血圧上昇、16℃未満では呼吸器系疾患に対する抵抗力低下、5℃未満では低体温症を起こす危険性があるとされています。

●トイレの回数も減る!?

就寝前の室温が12℃未満の低温の住宅では、18℃以上の温暖な住宅と比較して、過活動膀胱症状を有する人がいる割合が1.6倍になるそうです。
(国土交通省 断熱改修等による居住者の健康への影響調査 概要より)

インフルエンザ抑制 

厚生労働省は、インフルエンザ抑制のためには、インフルエンザウイルスが低温・低湿環境では活性化し、人の気道粘膜が乾燥により機能低下することを踏まえ、室内の相対湿度50~60%を推奨しています。
室温が高いほど空気中に多くの水分を保つことができるので、室内を暖かくすることがやはり大切になります。

●血圧リスクが低下

冒頭で記載したように、血圧と家の暖かさも関係性があります。暮らし創造研究会健康は足元から参照)では、暖かい家と寒い家での高血圧の通院リスクをの研究結果を伝えています。床付近の温度が上昇すると最高血圧が低下するので、高気密で足元が暖かい家は血圧を低減できる可能性があることがわかたそうです。

●足元を暖かく

国土交通省の『スマートウェルネス住宅等推進事業調査』によりますと、室温だけでなく床・壁・天井の温度が高いことで体感温度が上がることがわかっています。

また、東京ガス都市研究所の調査(life59-summary.pdf (toshiken.com)によりますと、エアコンなどの気流式暖房よりも、床暖房などの放射式暖房の方が『のどの痛み』『せきや痰』が出る割合が少ないというデータがあります。

家中まるごと快適に

“「暖房」とは体をあたためることではない”

寒い冬に家中丸ごと暖かい快適空間にするためには、建物を高断熱・高気密にすることが重要です。
あなたも、寒い冬でも半袖で過ごせる暖かい家で暮らしませんか。

ぜひShall We Houseにご相談ください。

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