Shall We Study10『温暖化対策』~世界編~

国内2020年度の温室効果ガス排出量減。
環境省によりますと、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞による企業のエネルギー消費が減ったことを反映した、2020年度の温室効果ガス排出量(CO2換算)が前年比5.1%減となったことがわかりました。ちなみに減少は7年連続だそうです。

高い買物である住宅を建てるんだったら、勉強しないなんてもったいない!

ということで始まったShall We Studyシリーズ!

今回は、『温暖化対策』について、一緒に勉強していきましょう!

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東京都は戸建てにソーラー義務化目指す 

昨年12月7日の都議会本会議の代表質問への答弁で、
『新築建築物への太陽光発電設備の設置を標準化し、ゼロエミッション東京の実現を目指す』と力説した小池百合子知事。
国も義務化を検討しましたが、住宅価格上昇を懸念する声が強く、見送られていました。
東京都は2022年度、都内の新築一戸建て住宅の屋根に、太陽光発電設備の設置を義務付ける条例制定を目指しますが、日本の環境イニシアチブをとれるのでしょうか。
(東京新聞 戸建てに太陽光発電義務化を 東京都が条例制定目指す、小池知事「ゼロエミッション東京の実現」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)より抜粋)

『ブルーカーボン』の取り組み、神戸市で 

AMP News 「「ブルーカーボン」の取り組みを開始​」より

神戸市は、脱炭素の取り組みとして「ブルーカーボン」を開始すると発表しました。
この「ブルーカーボン」とは、大気中の二酸化炭素が海草などの水中の生態系に吸収されることをいい、地球温暖化対策として注目されていて、生態系の維持や回復といった生物多様性の確保に貢献。神戸空港島で調査等と、全国初の貯水池など淡水域のブルーカーボンの調査・実験をするそうです。

全国の貯水池で海藻を育てる日が来るかもしれませんね。

(AMP News 神戸市、「ブルーカーボン」への取り組み開始 淡水域におけるブルーカーボン評価など全国初実施 | AMP[アンプ] – ビジネスインスピレーションメディア (ampmedia.jp)
 より抜粋)

ニューヨーク市議会では天然ガス禁止

米国ニューヨーク市議会で12月15日新たな建築物での天然ガス使用を禁じる法案が通過しました。

法案では、7階建て未満の新たな建築物は2024年1月以降、7階建て以上は2027年7月以降の天然ガス使用を禁じており、暖房や給湯、調理などにガスが使えなくなり、事実上、電気の代替使用が課されることとなるそうです。

なお、住宅用建物(建物の50%以上が住戸用途)や業務用厨房、コインランドリーなど一部に除外対象も設けられているということなので、新しく建てられた建物のうち住宅はガスが使用できるようですが、それ以外では2年後ガスが使えない場所もある、というのは衝撃ですね…。

(JETRO ニューヨーク市議会で、新築建物での天然ガス使用を禁じる法案が通過(米国) | ビジネス短信 – ジェトロ (jetro.go.jp) より抜粋)

ドイツは原発停止&再エネ増 

環境先進国と言われているドイツ。Shall We Houseがすすめているパッシブハウスの考え方もドイツ発祥です。

以前から脱原発の動きがあったドイツ政府は2011年、日本の福島原発事故以後に原発の段階的閉鎖を加速することを決め、2022年末には残る3カ所の原子炉の稼働を中止予定。

ドイツの発電量の中では年々再生可能エネルギーの比率が増えています。

いずれにしても、世界的な流れを受けて各国で再生可能エネルギーの発電比率が増えていくことは確実と言えるようです。

(ヤフーニュース 35年ぶりに原発停止するドイツ「残る3カ所は来年末に中断」(ハンギョレ新聞) – Yahoo!ニュース より抜粋)

原発回帰路線のフランス 

昨年11月にフランスのマクロン大統領は、カーボンニュートラルを実現するといった目標を達成するために、数十年ぶりに国内の原子炉建設を再開する考えを示しました。既存の原発の改良や新規設営を目指すなど原発回帰路線にあるフランス。

そんな中、EUの欧州委員会は1月2日に、脱炭素化への過程で原発を「グリーンエネルギー」に認定し活用する方針を発表しました。原発は二酸化炭素をほとんど出さない一方で、有害な放射性廃棄物が残り続けます。子供たちの未来のために本当に使い続けて良いのでしょうか。

(日本原子力産業新聞 仏マクロン大統領が原子炉新設を再開と表明 | 原子力産業新聞 (jaif.or.jp) より抜粋 ヤフーニュース 原発は「グリーンエネルギー」か? ドイツら脱原発派とフランスら原発回帰派でEU分裂(ニューズウィーク日本版) – Yahoo!ニュース 抜粋)

台湾にもリペアカフェ運動

コロナ禍の使い捨てマスクや医療衛生製品などの使用により、プラスチック廃棄が増加しています。
このような、大量生産・大量消費・大量廃棄型を見直す「リペアカフェ」がフランス・パリなどで人気だそうです。
壊れた電子機器などを無料で持ち込みして、ボランティアにアドバイスされながら自分自身で修理するというシステム。
ヨーロッパ全域に広がっているそうですが、台湾では2014年に『古風小白屋』というリペアカフェ同様のスペースが誕生しています。
ここにある道具を使って近所のおじさんたちがボランティアで修理してくれます。

ウチの使えなくなった修理代の方が高い”たこ焼き機”も修理してくれないかな…。

(AMP News 捨てる文化からの脱却を目指す国々、「リペアカフェ」などユニークな取り組み | AMP[アンプ] – ビジネスインスピレーションメディア (ampmedia.jp) より抜粋)

Shall We Houseならパッシブハウスもお任せ

ここ名古屋でもこの冬は雪がよく降りますね。Shall We Houseなら、寒い冬も家中温度が変わりにくいパッシブハウスで、快適な暮らしが叶います。ぜひ一度ご相談ください。

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