Shall We Study2『気密』

漢字の「十」と「八」を組み合わせて「木」になることから、10月8日は「木材利用促進の日」だそうです。(林野庁より

農林水産省や環境省などが、脱炭素社会の実現に向け、10月を「木材利用促進月間」として、木材利用の普及啓発に取り組みます。

私たちShallWeHouseも、木をふんだんに使って、脱炭素な社会に貢献します!

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今回のテーマは『気密』 

高い買物である住宅を建てるんだったら、勉強しないなんてもったいない!

ということで始まったShall We Studyシリーズ!

今回は、1回目の『断熱』と同様にとっても重要な『気密』について一緒に勉強していきましょう!

 気密とは?

では初めに、『気密』とは、改めてどういった意味でしょうか。

密閉して気体の流通を妨げ、気圧の変化の影響を受けないようにすること

家づくりを始めるとよく聞くワードが『高気密・高断熱』という言葉。高気密とは、とってもシンプルに言うと、『スキマのない家』のこと。

このスキマの面積を、完成した住宅で実際に測定することは難しいので、代わりに”C値(相当隙間面積)”で表します。ちょっと難しいですが、

C値=※家全体の隙間の合計(c㎡)÷実質延床面積(㎡) で表されます。

※建物内外の圧力差9.8Pa時の通気量から、隙間と等価の単純開口の有効面積を算出し たもの

数字が小さいほど気密性が高く、

C値が2以下→高気密住宅

C値が5以下→気密住宅

となります。

ちなみにShallWeHouseの建築例では、な、なんと、C値0.2を実現しています!

これは超高気密住宅となります。

ちなみに、あの厳しいパッシブハウス・ジャパン推奨基準をクリアするレベルです!

このすごさ、伝わっていますか!

気密と換気 

スキマが少なければ外気が入らないので快適になります。しかし、密閉された空間では室内の汚れた空気がこもったままなので、換気が必要になります。

また、換気はシックハウス対策とも関係があります。

シックハウス症候群とは、

住宅建材、家具などから発生する化学物質やカビ、ダニといった空気汚染物質によって健康を害すること

建築基準法では、シックハウス対策として

①ホルムアルデヒド発散建材の使用制限

②換気設備の義務付け

⓷天井裏などの制限

が決められています。

シックハウス対策 

①ホルムアルデヒド発散建材の使用制限

規制対象外 →F☆☆☆☆→内装仕上げの使用制限なし

第三種ホルムアルデヒド発散建材→F☆☆☆ →内装仕上げの使用制限あり

第二種ホルムアルデヒド発散建材→F☆☆→内装仕上げの使用制限あり

第一種ホルムアルデヒド発散建材→F☆→使用禁止

ShallWeHouseのおすすめしている内装仕上げは、使用制限のない漆喰や自然塗料など、体に優しいF☆☆☆☆の製品です。

②換気設備の義務付け

原則として、機械換気設備の設置が必要となっています。

また、各居室がまんべんなく換気されるように配慮することが求められていて、24時間機械換気システムを用いる場合は、気密化を図ること、とされています。

⓷天井裏などの制限

天井裏から居室へホルムアルデヒドが入ることを防止する対策が必要とされています。

換気と通風の違い 

ちなみに”換気”と”通風”は厳密には違いがあります。

換気:気流を感じない程度に空気を入れ替え、室内の汚染物質を排除

通風:人体からの放熱を促進させて涼しさを感じさせるように、大量の空気を入れ替える

つまり、窓を開ければ大量の空気を入れ替えることはできますが、同時に熱も奪われていきます。より快適な空間をつくるためには、気密性の向上と性能の良い換気設備がセットになります。

空気をきれいにしながら換気 

換気方式の種類は次の4つあります

①第1種換気方式

→給気も排気もファンなどの機械で行う最も完全な方式。室内を負圧・正圧のどちらもでき、気流の調節もできる。

②第2種換気方式

→給気を機械で、排気を自然換気で行う方式。室内が正圧に保たれる。

⓷第3種換気方式

→給気を自然、排気を機械で行う方式。室内が負圧に保たれる。

④第4種換気方式

→自然換気方式。換気量は安定しない。

ShallWeHouseの換気方式は、この”完全”な第1種換気方式を採用しています。また、外から入った空気は花粉や黄砂、粉塵 (PM2.5)を除去して、室内の空気圧を高くして、効率良く熱交換することで、熱のロスを大幅に抑える省エネ効果もある”気圧制御型第1種全熱交換システム”『エクリア』を採用しています。

図のように、各部屋の床下からきれいな空気が出て、汚れた空気はまた床下へ集められ、外に出されます。冬場の過乾燥を防ぐ自動調整機能もあるので、安心ですね。

家具も上質なものを 

ちなみに、先ほどのシックハウス症候群の定義の中にある『家具』。

見落としがちなポイントですが、つまり、家具からもホルムアルデヒド発散の可能性がある、ということ。

Shall We Houseでは安心な住環境を整えていきますが、より快適な暮らしのために、家具にもこだわってみてはいかがでしょうか。

Shall We Houseは家具選びのお手伝いもしています。

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